今までの、歯周病の治療というのは、歯周病の原因となる細菌を「人間」が「器具」を使って取り除くというものでした。
「歯みがき」で歯の表面の細菌の数を減らし「歯石取り」で細菌のすみかを破壊し「外科手術」で歯ぐきを骨から剥がして歯ぐきの奥の奥まで菌を追いつめるという3つが主な治療法です。
それに対して新しい「歯周内科」の治療法は歯周病の原因となる色々な菌を「お薬」を上手に使ってやっつけようという方法です。
当院では患者様のお口の中の歯周病菌の存在、数を把握するための検査方法として「PCR-インベーダー法」「バナペリオ」を取り入れています。
「PCR-インベーダー法」
歯垢を採取し、BML社に郵送して代表的な歯周病関連菌6種の菌の存在、数を検査依頼します。
「バナペリオ」
歯垢を採取し、院内に設置しているバナペリオキットで歯周病関連菌3種の菌の存在、数を測定します。
検査によってわかった歯周病菌の状態から、患者様の歯周病治療においてお薬が必要かどうか、また必要であればどのようなお薬が最適なのかを診断します。
診断結果をもとに治療計画をたて、必要に応じてお薬を処方します。
使用するお薬は、内服として、歯周病菌に有効な抗菌薬(ジスロマック)、歯磨き剤として抗真菌剤のシロップ、そして当院指定のヒノキ、モミ、ティートリーなどの精油を配合した歯磨き粉剤などです。
投薬後、その後歯周病の進行をおさえるために定期的な歯周病菌の再検査、歯周病治療の基本となるブラッシングの改善や歯周ポケットの清掃、歯石除去などを行います。
良くなった歯ぐきを長く維持させるために1〜6ヶ月ごとの定期健診をおすすめします。
※なお、現在(2008年5月時点)歯周病内科治療は健康保険の適用になっておりません。
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